制約に対応する最適機器を導入し既存施設を理想のブルワリーに

株式会社協同商事 COEDOクラフトビール醸造所 様

導入効果:在庫管理精度向上、物流品質向上
導入システム・製品:フォークリフト、保管システム
業種:食品・飲料

導入効果
  • 自動倉庫の導入により、効率的な入出庫と正確な在庫管理を実現
  • 小回りが利くフォークリフトで、既存施設の有効活用が可能に

傾斜地に建てる倉庫と製品保管方法を検討

有機農業を源流事業とする協同商事様。1980年代には、土づくりに用いていた麦を有効活用するため、ビール醸造の研究に着手し、1996年から本格的にビール醸造に取り組み始めました。生産しているクラフトビール「COEDOビール」は、国内のみならず、イギリスやフランス、アジアなど世界各地で愛飲されるとともに、ワールドビアカップなど、世界のビール品評会で多数受賞されています。
協同商事様は、バリエーション豊かなビールへのニーズが高まるなか、自然豊かな環境下で安心・安全でおいしいビールをつくりたいとの思いから、以前企業の研修・保養施設だった建物をリノベーションし、2016年秋に新たなブルワリー「COEDOクラフトビール醸造所」を完成させました。その際の課題について、代表取締役社長の朝霧様は「品質や在庫の管理体制の強化を図ることが目的としてあり、検討事項として傾斜した敷地に製品保管用の冷蔵倉庫を建てなければいけませんでした。しかも既存の施設を改良した醸造棟と倉庫棟の敷地には高低差があるのですが、醸造棟にある搬出口と倉庫棟の入出庫口をスムーズな動線でつながなければ作業効率などが悪くなってしまうのです。それらの問題を解消できる倉庫棟および製品保管方法が必要でした」と話します。

自動倉庫ラックソーターP導入により高低差のある醸造棟と倉庫棟の効率的な入出庫を実現。

倉庫棟の入出庫口を自動倉庫の2段目に設定し、醸造棟の搬出口との高低差問題を解消。作業性に優れる動線を実現しました。

自動倉庫で在庫管理の精度と作業効率が向上

協同商事様は、トヨタL&Fがご提案した複数の保管方法の中から、ユニット式パレット用自動倉庫ラックソーターPを選択しました。「上部空間を利用する自動倉庫なら、それを納める倉庫棟は必要最小限の敷地に建てることができますし、醸造棟と倉庫棟の敷地の高低差の問題を解消することもできます」と朝霧様。自動倉庫を導入するにあたり、「トヨタL&Fカスタマーズセンター東京」で実機を見学したことで、「具体的なイメージがつかめました」とも話します。自動倉庫の導入効果については「コンピュータで在庫管理が正確に行えますし、入出庫スピードの速さに驚きました。人材確保が難しい状況のなか、自動化できたことも大きなメリットです。当社のような中小企業で在庫量がそれほど多くなくても、自動倉庫を導入するメリットは大きいと感じています」。
また原料や資材の荷役用に小回りが利くジェネオRや、りとるランナーなどのフォークリトも導入し、理想のブルワリーを実現された協同商事様。トヨタL&Fを選んだ理由について「以前、フォークリフトを購入した際、密にコミュニケーションを図り、メンテナンスなどにも丁寧に対応していただいたことがきっかけです。また豊富な現場改善ノウハウを活かした提案力が優れていると感じたからです」と語られました。

作業スペースに制約がある醸造棟で、小回りが利くジェネオR&りとるランナーが活躍。

もともと研修・保養施設だった醸造棟は狭いことを考慮し、小回りの利くフォークリフト、ジェネオRや軽量コンパクトな、りとるランナーを導入。
トヨタL&Fの豊富な物流機器の中から、制約のある施設に対応した最適機器を選択・導入することにより、理想のブルワリーを実現されました。

トヨタL&F スタッフからお客様へ

藤山 正太さん

トヨタL&F埼玉株式会社
狭山日高営業所
販売係
スタッフリーダー 係長

藤山 正太さん

協同商事様から新しいブルワリー倉庫の製品保管方法についてご相談があり、ご提案の一つとして自動倉庫をご紹介したのですが、急勾配の傾斜地を利用することを評価していただき導入に至りました。導入前に朝霧社長と倉庫棟の建設会社の皆様をトヨタL&Fカスタマーズセンター東京へご案内し、自動倉庫やフォークリフトの機能や性能への理解を深めていただいたこともスムーズな導入につながったと思います。今後は機器のご提案だけでなく、メンテナンスや安全講習会の開催など、ソフト面でのお手伝いもしていきたいと思っています。