環境への取り組み

より働きやすいクリーンな作業環境はもとより、
地球環境を考えた商品開発が、
物流に携わる私たちの基本と考えます。

私たちは、クリーンな環境づくりに役立つ商品を社会に送りだす上で、商品が作られ、使用され、そして廃棄されるまで、トータルで環境に与える影響を見つめ、製品化していきます。

トヨタL&Fでは、資源採掘から解体、分別まで、環境に与える負荷を総合的に評価するとともに、
使用段階における大気汚染物質抑制のための機能や装置を開発。クリーンな環境づくりに貢献しています。

リサイクルへの取組み

リサイクル性の高いフォークリフト

フォークリフトは動力源としてエンジン式(ガソリンエンジン、LPGエンジン、ディーゼルエンジン)と電気式があります。フォークリフトは通常廃棄されるまで15年間使用され、稼働時間は15,000時間以上にも及びます。現在廃棄されるフォークリフトのリサイクル率は99%に達しております。2.5ton積フォークリフトで機台重量が約3.7tonですので、約40kgの廃棄物が発生しております。その内容はシート・ホース類・配線など樹脂・ゴム部品です。当社ではリサイクル設計ガイドラインを2001年制定し、樹脂・ゴム部品への材質表示を行うようにしました。今後開発されるフォークリフトは樹脂・ゴム部品に材質表示が行われるため、廃棄時に分別回収することにより、マテリアルリサイクルやサーマルリサイクルが可能となります。

エンジン車構成部品重量比とリサイクル率

環境性能の高い製品の開発への取り組み

燃料電池モーター

排出ガス中の有害物質や燃費を大幅に低減するエンジン車から電動フォークリフトや次世代を担う燃料電池フォークリフトまで、環境性能の高い製品の開発に取り組んでいます。

「FCスタック」を構成するFCセルは、トヨタ初の量産型燃料電池自動車「MIRAI」と同じものを使用。自社開発の最新技術により、フォークリフトに最適な世界最高レベルの高効率発電を実現しています。