総武物流株式会社 様

調味料や加工食品を製造・販売するキッコーマングループの国内における物流業務を担う総武物流様。キッコーマンおよびキッコーマン食品の物流については、製品の受注・仕入業務も含めて一括で受託しています。全国に5ヵ所の在庫拠点のほか、40ヵ所の在庫中継拠点を整備しており、翌日配送を実現できるのが強みの一つです。
総武物流様が物流事業を行う上で大切にしていることは「必要な物流機能を安定的に確保し、荷主の期待に応えていくこと」と代表取締役社長の戸邉様は話します。そしてお客様のもとへ荷物を定刻までに万全の状態で届けるために「なくてはならないのがフォークリフトです」とのこと。実際に1日平均1,200トン分のキッコーマンの製品を出荷している野田第一配送センターでは、荷役作業に約40台のフォークリフトを使用。野田第二配送センターなどで使用している車両も含めると合計100台以上になります。
しかし、車両台数が多いため、突発故障の修理手配やメンテナンスコスト、台数の過不足の把握などの管理業務に課題を抱えていました。「配送用のトラックに関しては馴染みがありますが、フォークリフトは自社では管理しきれません。それでトヨタL&Fさんにお任せしようと相談をしました」と戸邉様。

フリートマネジメントを導入し、フォークリフトの管理をトヨタL&Fに一任

相談を受けたトヨタL&Fは、お客様のオペレーションに最適なフォークリフトや物流機器を一括管理するシステムとしてフリートマネジメントの導入を提案し、まずは現場調査を行いました。その成果について取締役業務部長の吉澤様は「各フォークリフトの稼働時間や動線などいろいろと調査をしていただき、最適台数や稼働状況を把握することができました」と話します。そしてフリートマネジメントを導入後、トヨタL&Fによる予防整備を含むフルメンテナンスの実施により、突発的な故障が減り、メンテナンス・管理コストの削減および平準化を実現。予備車両も不要になり、結果的に車両台数を削減できました。また「安全講習を開催し、従業員に安全への意識付けを行ってくれるのもありがたいですね」と吉澤様。
さらに戸邉様は「緊急時には迅速に対応してくれますし、代替計画の立案などもすべて安心してお任せしています。フリートマネジメントを導入してから、トヨタL&Fさんとのパートナーシップの関係が緊密になりました」と、ご満足の様子でした。
今後の展望として、キッコーマングループ会社の物流業務への対応能力の増強と欠車防止やコスト管理の強化を推進していく総武物流様を、トヨタL&Fは最適な提案を通じてサポートしていきます。