T_Siteの管理機能を活用し、安全意識の向上や管理強化を実現
日本ジャイアントタイヤ株式会社 様
導入効果:物流・作業品質、安全
導入製品:フォークリフト、管理システム
業種:自動車関連
- 導入効果
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- T_Siteの管理機能を事故発生の未然防止に活用
- 車両の衝撃発生状況が記録されることで、オペレータの安全意識が向上
- 車両衝撃検知機能により、路面の段差解消など現場改善にも貢献
安全環境室(EHS)
EHS Manager
上田 充宏様
安全要求に応えられたのはトヨタL&Fだけ
日本ジャイアントタイヤ様は、世界を代表するタイヤメーカーであるグッドイヤーのグループ企業として、鉱山開発などに使用されるダンプトラックやホイールローダーといった建設車両用の大型タイヤを製造しています。
日本ジャイアントタイヤ様が重要課題として力を注いでいるのが安全の確保です。「グッドイヤーは『安全は価値である』と考えており、機械設備の仕様を含む工場運営のあらゆる面において厳しい安全要求項目を設定しています。その一つに『全ての動力車はインパクトモニタリングシステムを備えてなければいけない』という項目があるのです。具体的には、1)衝突したら最高速度が2㎞/hに落ち、管理者の承認無しではそれをリセットできない。2)衝突が検知された場合は、当該動力車およびドライバーのIDや衝突日時などがシステムに記録されなければいけない。というものです」と話すのは安全環境室(EHS)EHS Managerの上田様。
そうした安全要求項目をクリアするために、トヨタL&Fがご提案したのがTOYOTAT_Siteです。「車両の衝撃検知および性能制限、さらに衝撃程度などの詳細な記録が可能で、インパクトモニタリングシステムに合致するツールでしたのですぐに導入を決めました。当社の安全要求に応えられたのはトヨタL&Fさんだけです」と上田様。
稼動状況の「見える化」で安全管理が容易に
日本ジャイアントタイヤ様では、2017年以降に導入したフォークリフト6台にT_Siteを搭載しています。実際に使用した感想として、上田様は「非常に使いやすいですね。車両やオペレータごとの稼動や衝突状況を一覧表やグラフで簡単に表示させることができます。これにより、どの車両やオペレータに問題が集中して起きているのかを特定することができ、すぐに改善のアクションを起こすことができます」と話します。
稼動状況の「見える化」により安全管理がしやすくなったことに加え、衝突データの分析がオペレータ以外の問題点の特定にもつながったと上田様は話します。「T_Siteは路面の段差による衝撃も検知することがわかりました。この発見から、段差の解消などの現場改善につなげられるのもメリットです」。
T_Siteの魅力を実感し、今後はフルに活用していくことを考えている日本ジャイアントタイヤ様。「T_Site以外にも構内のフォークリフトをトヨタL&Fさんに一括管理していただくフリートマネジメントを採用したおかげで、フォークリフトを57台から47台に10台削減することができました。それがメンテナンス費用や事務工数の削減につながり、結果的に年間でトータルコストを約2割削減することができました」と上田様は語られました。
T_Siteの車両衝撃検知管理・オペレータアクセス管理機能を活用し、
安全管理の強化を実現。
T_Siteをはじめ、安全に貢献するオプションを多数装備
お客様の声
オペレータ
菅井 政幸様
一定レベル以上の衝撃を検知したときにフォークリフトが停止してくれるので安心ですね。また稼動状況の記録が残るため、より安全に運転・操作しようという意識が高まりました
オペレータ
福水 康公様
衝撃を検知してフォークリフトが停止した際には、毎回管理者に報告しています。作業の安全を確保するためには、そういった手間を惜しんでは駄目だと思っています
トヨタL&F スタッフからお客様へ
トヨタL&F兵庫株式会社
西播営業所
販売チーム
黒田 泰介さん
トヨタL&Fの強みの一つは、お客様が抱える様々な課題を解決するための幅広いご提案ができることです。日本ジャイアントタイヤ様に対しても、現地調査に基づき最適なフォークリフト台数などのご提案を行うフリートマネジメントをご採用いただいたことをきっかけに、厳しい安全要求に応えられる商品としてT_Siteをご提案しました。T_Siteを活用することにより、フォークリフト運転時の衝撃の回数が低減したことや、オペレータの方の安全に対する意識が向上したことを評価していただきました。今後は、トヨタL&Fのノウハウを活かした安全講習を実施するなどの支援も行っていきたいと思っています。