目標達成には、日常安全作業の徹底が重要
導入効果
- 安全作業の基本が一人ひとりに浸透
- 作業の安心感が向上
安全確認の不徹底によるヒヤリ・ハット
中津川包装工業様は、アップライト型ピアノや水入り花ケースなど、お客様のあらゆる形状の商品を段ボールで包装する技術を誇っています。また、それらの商品をコンテナ輸送する際にムダな隙間をつくらず効率よく積載できるよう最適に梱包設計。さらに主力商品の強化ダンボール製パレット「ナビパレット」は軽量で強度があり環境にも適しているとのこと。需要も年々増加傾向にあります。
本社工場では12台のフォークリフトが稼動し、ベテランのオペレータが操作。大きな事故には至っていませんが、「作業慣れからくる安全確認の不徹底などが原因で、ヒヤリとすることがあった」と佐橋課長様は振り返ります。
安全性の観点でジェネオを導入
当時、フォークリフトのほとんどを占めていた他社メーカーに対して安全作業についての提案を要請しました。しかし「反応は鈍かった」とのこと。ポスターやPR誌などからトヨタL&Fが安全講習を実施していることを知り、打診。トヨタL&Fは始業前点検や安全講習会を開催することに。「何を今さら」という雰囲気の中で、「基本ができていないことを外部の人から指摘されて安全への意識が変わっていった」と佐橋様。これを契機にフォークリフトも、より安全性を追求したSASやOPS機能を装備したジェネオを導入。現在では12台中、5台をトヨタL&F製が占めるようになりました。
大きな目標は日常の安全作業から
現場からはSAS機能の一つであるマスト前傾角度制御により「高揚高・高荷重の作業でもマストが傾き過ぎないので安心」といった声が聞かれました。また代車が難しいロールクランプ、ベールクランプなどの機種でも「対応が早い」とアフターサービスを評価する人も。
中津川包装工業様は半世紀を折り返し、新たなスタートを切りました。「経営理念に基づいて大きな目標の達成に向かうが、それは日常の仕事を確実に行うことから始まる」と大辻社長様。そのためには「安全作業の徹底が大切」と語りました。
代表取締役 社長 大辻 誠様
「どんな小さな事故でも報告させ明らかにすることが大事」
業務部業務課 課長 佐橋 和典様
「トヨタL&Fの対応は他社と違っていた」
お客様のプロフィール
中津川包装工業株式会社様
昨年創立50周年を機に策定された経営理念・社是「新・我等の誓い」。
- 住所 : 〒486-0934 愛知県春日井市長塚町2丁目12番地
- 電話 : (0568)31-6161(代)
- ホームページ : http://www.nb-npi.co.jp/