空コンテナの仮置き場で迅速・正確・安全に積上げ積降ろし
導入効果
- トラブル時のすばやいサービス対応
- 従来より可動幅の大きなサイドシフトがムダな作業を低減
機種選定は「現場の声」で
門菱港運様は門司・下関をベースに貨物の保管、輸送、輸出入手続きなど総合的な物流サービスを提供している会社です。中でもコンテナは全取扱貨物量の7割以上を占めさらに増加傾向にあります。コンテナの積み降ろしは7台の大型フォークリフトが対応。内1台の代替で新機種が導入されることとなりました。機種の選定にあたり、柳井部長様は「現場の声を尊重する」方針で臨みました。
故障少なくサービス体制も万全
バンプール(空コンテナの仮置き場)には20フィート、40フィートの空コンテナを積んだトレーラがやってきます。大型フォークリフトは所定位置でトレーラからコンテナを持ち上げ、各所へ3段4段と積み上げていきます。トレーラが続々とバンプールに入ってくるため作業は迅速・正確・安全に行なわなければなりません。また高く積み上げられたコンテナが壁をつくり、作業スペースが限られているためパワーだけでなく小回り性能も求められます。
「路面状態の悪い中で使うせいかフォークリフトの故障頻度も高かった」と早野様。「故障は同時期に購入した他社メーカー製のほうが多かった。点検整備に関しても他社は2人体制であったのに対し、トヨタL&Fは5~6人の整備士で迅速に対応してくれた」。故障も少なく点検整備も早いため、作業中止時間が短くて済んだとのこと。こうした事実がトヨタL&Fへの信頼につながり、導入決定の大きな要因となりました。
サイドシフトの機能が嬉しい
オペレーターの早野様にとって最も嬉しい機能はサイドシフトが従来機種より大きく動くことでした。「トレーラの運転手に『そこで止まれ』という合図のホーンを鳴らす」のですが、停止位置は各運転手によって微妙に前後します。以前はサイドシフトの可動幅が短かかったためフォークリフトの方が切り替えして持ち上げる位置を合わせていましたが、新機種は可動幅内で充分に補正できるため「ムダな動きがなくなり、助かっています」と早野様。
「環境都市」をめざす北九州市。導入機種がディーゼルスモークの排出を大幅に低減している点にも注目され、柳井部長様は「われわれ港湾事業者が率先してやるべきこと」と強調されていました。
お客様のプロフィール
門菱港運株式会社様
門菱港運様の本社が置かれているビル。
- 住所 : 〒808-0834 福岡県北九州市門司区本町1番5号
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