365日フル操業を支える生産ライン直結の自動倉庫
導入システム・製品 
導入効果
- 生産ライン直結の自動倉庫導入によるタイムリーな原料供給と品質管理レベルの向上
- 保管効率の向上による適正在庫の確保
- 先入れ先出し管理工数の削減
146棚を擁する自動倉庫は工場建屋と直結し、生産ラインへタイムリーに原料を供給する。
ボタンひとつでコンベヤが動き、原料を倉庫内へ自動搬入する。
自動倉庫への入庫にはジェネオLPG車が活躍。
入庫口の二重シャッターを交互に開閉させることにより自動倉庫内の密閉性を高め、防虫・防塵性を向上。
自動倉庫へ入庫された原料は、クレーンにより自動で所定の棚へ積付けされる。
生産ライン側からの出庫指示に基づき、クレーンとコンベヤにより必要な原料を速やかに生産ラインへ供給。工場の生産ラインに直結して原料を供給
「おいしさと健康」を理念に掲げるグリコ乳業様。岐阜工場では牛乳・乳飲料のほかにプリンやゼリーなど各種デザート製品を生産しています。その生産に必要な原料と資材はこれまで生産ラインから離れた場所で保管されていましたが、限られた敷地で多くの原料を保管可能な自動倉庫を新設し、生産ラインに直結させることによって、必要な原料を必要な時に必要なだけ、簡単な操作で即座に取り出せるようになりました。製造を担う土持課長様は「それまでは平置き段積み保管であったため、必要な物品を取り出すのに大変な労力と工数がかかるなど、先入れ先出し管理は一苦労でした。それが今ではボタン操作ひとつで済むうえ、搬送時に異物が付着するリスクも解消され、品質管理面でも大きなメリットです」と語ります。
365日24時間稼働を確実にサポート
厳密な安全衛生管理の下で生産ラインを365日24時間稼働させている食品工場にとって、自動倉庫導入及びメーカー選定の重要なポイントは食品業界での実績とサポート体制でした。しかしトヨタ Ｌ＆Ｆについて土持課長様は、「フォークリフトのイメージが強く、当初は相見積りを一応とってみたという程度だった」と打ち明けます。それが一変して導入に至ったのは、素早い対応力が決め手になったようです。見積りの打診を受けたトヨタＬ＆Ｆは、お客様の要望をしっかりと踏まえた提案書と図面を直ちに提出。同業界での豊富な自動倉庫導入事例や機能を説明するとともに、システム導入後のサポートについては、長時間のライン停止が許されないトヨタグループ企業への物流システム販売・運用サポート実績などを例に挙げて、お客様の懸念を払拭しました。
一丸のチーム体制で万全の対応を期す
システムの導入に際してトヨタＬ＆Ｆではトラブルを想定したシミュレーションを事前に行い、スタッフの誰でも対応できるよう、営業スタッフとサービススタッフが一体で情報共有する体制を構築しました。それにより電話１本で問題が解決する場合も多く、生産に支障をきたすような大きなトラブルの未然防止に繋がっています。こうしたサポート体制に対して土持課長様は高く評価。「当工場の成果を知って、他地域でも導入したいという話が出てきています。トヨタＬ＆Ｆをグッドパートナーに、さらなる改善に取り組んでいく決意です」と、力強く抱負を語りました。
岐阜工場 製造課 課長 土持 幹雄様
「トヨタＬ＆Ｆには、工場を維持・管理していくうえでの総合パートナーとして、さらなる改善に向けた提案を期待しています」
お客様のプロフィール
グリコ乳業株式会社様
発売30周年の「カフェオーレ」と、同様にロングセラーを続ける「プッチンプリン」が岐阜工場で生産される。
- 住所 ： 〒503-0123 岐阜県安八郡安八町南條1201
- 電話 ： (0584)64-2345
- ホームページ ： http://www.glico-dairy.co.jp/
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