安全性重視の新工場で、真価を発揮
導入効果
- 製品の破損が減少し、補修作業も軽減
- ヒヤリ、ハットが解消され、安心して作業に専念
三重工場が7月より稼動
擁壁用ブロックおよび側溝や歩車道境界ブロックなどの各種コンクリート製品の製造・販売を行なっています。増産体制強化のために三重県いなべ市に、敷地面積1万坪、建屋4000坪の新工場を建設。今年7月1日より稼動しています。新工場は本社工場の三倍の生産能力を備え、さらなる需要増加にも対応可能です。
「三重工場では特に安全性を重視しています」と増田部長様。フォークリフトの作業にも、より高い安全性を求めました。
熟練者でも難しい高位置の水平出し
5メートルほどの高さにある製品を取り出すとき、「熟練のオペレータでもフォークを水平に差し込むには細心の注意を払う」とのこと。積降ろしの際にフォークで引っ掻いたり、製品同士がぶつかって破損するケースも少なくなかったそうです。「コンクリート製品はデリケートなので破損時の補修は一つ一つ手作業で行ないます。その手間が大変でした」。補修不可能な場合は産業廃棄物として処分します。ほかにも「重い製品を載せてコーナーを直角に曲がるとき、内側の前輪が浮くこともあった」とか。トヨタL&Fは、お客様のこうした経験を聞き取り、三重工場の新設に合わせて、安全性に優れたSAS搭載機種の導入を提案しました。
「効果はすぐに現れました」と増田部長様。
製品破損件数が8割低下し、補修にかかるムダな作業も減少。「オペレータが安心して作業できるようになりました」。
安全性の追求により、作業効率も向上。顧客からの需要も増加している今、「いずれ三重工場が主工場になる」と、増田部長様は見ています。
代表取締役 社長 松岡 重吉様
三重工場 業務部長 増田 浩様
「自然環境に配慮した各種のコンクリート製品の開発にも力を傾けています」
お客様のプロフィール
松岡コンクリート工業株式会社様
約1万坪の敷地を持つ三重工場。現在は1日あたり100トン体制だが、生産ラインが整う年末には1日あたり900トンの工場となる。
- 住所 : 〒503-0917 岐阜県大垣市神田町1丁目6番地
- 電話 : (0584)62-5083(代)
- ホームページ : http://www.cm-con.co.jp/