
ELVとは「End of Life Vehicle」の略語で使用済み自動車、廃車を指します。自動車リサイクル社会に向けての動きが本格化するなか、道内初の試みとして今年5月から稼動を始めたのが、マテック様の「ELV適正処理解体工場」です。
「当工場では、ELVを解体していく過程で環境に配慮しつつ安全に燃料やオイル、エンジン冷却液などを取り除き、その取り除いた物を適正に処理していきます。また各パーツやガラスなどのうちリサイクル可能な部分は破砕処理前にできるだけ回収することを目的としています」と常務取締役の伊藤昭光さん。今年末までには、1日50台の解体処理が実現できるようになる見通しです。
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60mに及ぶライン上では、バッテリーやオーディオなどの他、燃料、オイル、ガス、ガラスも取り除かれ、リサイクルに回される。 |

台車に乗せられたELVは、約60mのライン上で解体されていきます。解体ラインの最後に残された台車は、無人ローリフトがライン先頭部まで運搬します。
「持ち込まれるELVの種類は様々。迅速な解体には熟練した技能が要求されるため、台車運搬などの単純作業に充てる人手の削減が課題でした。そこでL&Fさんから提案されたのが無人ローリフトの導入でした。導入後は作業者が解体作業だけに専念できるようになり、効率化が図れました。また、解体工場のイメージを変えるよう清潔な作業環境づくりを重要視していますが、無人ローリフトは油汚れの心配がないのもいいですね」と、長年システム作りに心血を注いでこられた自動車リサイクル室長の加藤三博さん。 |
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| 「L&Fさんには、ねじをゆるめるロボットとかELVの自動倉庫といった斬新な提案を
期待しています」と常務取締役の伊藤昭光さん(左)と室長の加藤三博さん(右)。 |
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解体処理されたELVから回収されたパーツは、中古部品として販売されます。その中で国内向け中古パーツ部品を保管するため導入されたのがラックソーター・Pでした。立体保管によるスペースの有効活用と、中古部品販売が本格化した際に必要となるスピーディーな入出庫の実現がねらいでした。
また同社では、インターネット上で中古部品の検索ができ、売買・決済までこなす「エコラインパーツシステム」とも連動してネット上で部品が検索でき販売も行う体制を整えています。そのため、パソコンによる在庫管理が可能で、同システムとの連携が良いこともラックソーター・P導入の決め手となりました。
「新しい時代のモデル工場にしたい」というマテック様の雄大な夢の実現に向けて、ラックソーター・Pをはじめとする物流機器が大きな役割を担っています。 |
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「操作は慣れると簡単。今後の中古部品販売はわが社にとっても大事な部門ですから、自動倉庫をしっかり活用したいですね」と製造部の濱内見也子さん。 |
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| 商品となる中古部品を管理するラックソーター・P。自動車部品工場などでの豊富な使用実績も採用の決め手に。 |
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| 無人ローリフトの走行する姿が、未来型リサイクル工場のイメージを形づくる。 |
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