トヨタL&Fの安心・安全への取り組み
安全不注意、漫然運転、わき見運転、過労運転などを要因としたヒューマンエラーは、
私たちの身近に確実に潜んでおります。
自動車による交通事故の9割以上は
ヒューマンエラーという統計結果※もあり、
ヒューマンエラーを完全に防ぐことは困難と考えています。
トヨタL&Fとしては、
ヒューマンエラーに起因する事故も含め、
フォークリフトによる事故災害を、
出来る限りハード面(商品機能)にて
未然防止したいと考えております。
その考えのもと、トヨタL&Fはトヨタ独自の安全システム
「SAS(System of Active Safety)」を
1998年に初めて搭載するなど、
業界のリーディングカンパニーとして
安心・安全サポート機能の開発に取り組んでまいりました。
今後も、労働力不足等を背景にさらに
高まる安全ニーズに応えるべく
トヨタL&Fは様々な安心・安全サポート機能を充実させ
安心・安全なお客様の現場づくりに貢献してまいります。
※国土交通省調べ
転倒防止に貢献
フォークリフトが旋回するときに、横転の危険を感じたり、
荷物が落ちそうになったりしたことはありませんか?
激突・転落防止に貢献
濡れた路面での停止時や発進時にタイヤがスリップして、
危険を感じたことはありませんか?
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ドライブタイヤの接地圧が低下しやすいリーチ車に対し、
前輪ブレーキ制御を採用することで、安定したブレーキングに貢献します。
また、自動車でも採用されているトラクション制御を採用することで、
安定した発進に貢献します。
トラクション制御 (Rinova)
飛来・落下防止に貢献
荷物を持った状態で加速・減速したときや、荷物の高積みのときに、
荷崩れや落下の危険を感じたことはありませんか?
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荷の高さ・重さを検知し、マストの角度や速度を制御し前倒や荷崩れ防止に貢献します。また、フォークを自動で水平にする機能もあるので、不慣れなオペレータにも安心して使用いただけます。
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オペレータが積み荷を高く上げたままの状態で、アクセルを急激に踏み込む(離す)、またはアクセルを踏み込んだままディレクションレバーを走行位置に入れる、といった誤操作を行った場合でも、加速/減速を制限します。
スピードコントローラーⅡ (GENEO)
はさまれ・巻き込まれ
防止に貢献
フォークリフトの離席時に、フォークやマストが動いて、
危険を感じたことはありませんか?
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オペレータが席から離れた場合や正しい運転操作位置にいない状態を検知した場合、
走行・荷役操作を停止いたします。※OPSを過信せず、マストの間に手・足・体を絶対に入れないで下さい。
安全管理に貢献
オペレータごとに最高速度を変えたい、
車両ごとの稼動状況を把握したい、といったお悩みはありませんか?
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最高速を制限する機能など、様々な物流現場に応じた最適なセッティングが可能です。また、オペレータの走行・荷役操作や車両の稼動データ管理も可能です。
マルチファンクションディスプレイⅡ (GENEO)
安心・安全にさらに貢献
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トヨタL&Fは、オプション設定としていた安全運転支援機能の中から、
「走行制御」と呼ばれる機能を主力フォークリフトに標準搭載。
1998年より主力フォークリフトに搭載している「SAS」との相乗効果で、事故抑制に一層貢献してまいります。
揚高・荷重センシング加速・減速制限 (GENEO、geneB)