DISCUSSION女性社員座談会

全国の販売店で活躍する
トヨタL&Fの女性社員たち。
彼女たちは、どんな想いを持って
働いているのか。
入社の理由から、これからの目標まで、
ホンネで語ってもらいました。

MEMBER'S PROFILE

トヨタL&F
西四国株式会社

高知営業所 
営業スタッフ

平野 愛子
2015年入社

トヨタL&F
福岡株式会社

鳥栖営業所 
営業スタッフ

廣川 夏美
2014年入社

トヨタL&F
神奈川株式会社

川崎営業所 
営業スタッフ

櫛田 志保里
2015年入社

TALK.01「入社理由」

自分で道をつくれることに、
魅力を感じた。

私は安定した会社で営業職として働きたいという考えで就職活動をしていました。その中でも車が好きだったので、自動車の営業をしたいなと初めは思っていました。実家がずっとトヨタ車に乗っていたこともあって、車といえばトヨタという印象でしたので、自分もトヨタの看板を背負って働いてみたいと思い、地元でトヨタと名のつく企業を探しているとき、トヨタL&F福岡を知りました。「女性営業を積極的に採用しています」とアピールしていたので興味を持ったのですが、実際には女性営業はまだ1人もいなかったんです(笑)。

私はトヨタという名前の安心感だけで、トヨタL&F神奈川の説明会に参加しました。だから、説明会に行く直前に「フォークリフト」とネット検索するほど知識もない状態でした。しかし、説明会でフォークリフトや物流システムによる円滑な物流によって、生活に身近なものの多くが成り立っているということを知って、やりがいがありそうだなと思って採用試験に応募しました。私も廣川さんと同じで、トヨタL&F神奈川では初の女性営業です。説明会で「女性比率はどれくらいですか?」と聞いたら、すごくさらっと「今はいないんです」と言われたのを覚えています(笑)。でも、初めて女性が営業をやるということに魅力を感じました。

自分が道を作っていけるという魅力がありますよね。私はもともと他の人と比べられるのがあまり好きではないので、他に女性営業はいないほうが働きやすいんじゃないかと思いました。もちろんフォークリフトの営業なんてできるのかな、という不安はありましたけど、車の営業は女性営業が既にたくさんいたので、不安よりも前例がないことにチャレンジしてみようという気持ちになりました。

私が入社するきっかけになったのはインターンシップでした。社長がすごくフランクな方で、会社には社長室がなく社員と同じ場所で働いていたのには驚きました。「社長」というのはもっと遠い存在というイメージだったので。そんな環境で社員の皆さんがのびのびと仕事をしているのを見て、この会社なら自分らしく働けそうだなと思ったことを覚えています。2人と違ってトヨタL&F西四国にはすでに女性営業がいて、インターンシップの際に営業同行をさせてもらったり、説明会で話を聞いたりしていたので安心感はありました。それでも人数は少なかったので結婚や出産をしたときは、まさに自分で道をつくっているという感覚でしたね。

TALK.02「ライフスタイルの変化」

前例がないからこそ、
みんなが助けてくれる。

就職活動のときは女性としてライフスタイルが変化するということはあまり意識していなかったんですが、最近は現実的に考えるようになりました。社長から結婚・出産してもうちの会社でずっと働いて欲しいと声をかけてもらえることも大きいですね。そう言ってもらえることは、すごく嬉しいのですが、実際そのときになってみないと分からないと思うこともたくさんあります。平野さんは実際に結婚や出産を経て、職場復帰してどうでしたか?

最初は子供を育てながら営業として働くという前例が会社にはなかったので不安でした。でも営業所の人間関係も良く非常に働きやすい環境なので、今は全く不安がないですね。子供の体調が悪くなって急な休みが必要なときでも、同僚がフォローしてくれたりしています。前例がないからこそ営業所全員で助けていこうという雰囲気。それに子育てをしながら働いている事務スタッフの方もいるので、周りに相談しながら子育てと仕事、どちらも楽しんでできています。

それを聞いて安心しました。私もまだ経験がないので、結婚・出産したときに、自分の戻る場所があるのかなというのはやっぱり不安になります。上司や周りの社員の方は、もし営業が大変だったら事務としてでも働いて欲しいと言ってくれるので、心強いなとは思っているんですが、その状況になってみないとわからないですね。会社ではなかなか聞くことができない経験者の話を聞けると、安心できますね。私も女性初の営業として、そういった部分も自分が切り開いていこうと思えます。

TALK.03「女性としての働きやすさ」

まだ人数は少ないけど、
女性にも向いている仕事だと思う。

たしかに結婚や出産の話を聞くと、自分が頑張ることで、女性にとって働きやすい会社にしていかなければならないなと思いますね。2人は女性らしいエピソードはありますか?私は先輩にお客さんと打ち解けるのが上手いと言われることがあります。今私が普通に冗談を言い合える関係のお客さまでも、以前担当していた男性社員の話は聞いてもくれなかったと聞きます。

フォークリフトと女性という組み合わせにギャップがあるので、すぐに自分の名前を覚えてもらえるというのは感じます。でも重い部品を簡単に運べなかったり、女性だからできないこともたくさんある。だからこそ、あまり男性の営業がやらないようなことをやろうと心がけています。一つ例をあげると提案書の作成は工夫しています。印刷したものをそのまま出すのではなく、私は手書きで一言二言添えたり、少しでもお客さんの印象に残るように努力しています。お客さまも上司もちゃんと細かいところをみて、しっかり評価してくれているなと感じます。

自分で言うのも変だけど、女性は相手の気持ちを考えた言動ができているなと思う。たまに男性社員がお客さまに怒られたという話を聞くけど、女性はそういう話をあまり聞かない。普段別に意識することなくしている気遣いや話し方とかが、お客さまには伝わっているんだろうなと思います。だから実は女性の方が営業向いているんじゃないかな(笑)。

TALK.04「これからの目標」

“女性だから”と枠にとらわれず、
さまざまなことに挑戦したい。

トヨタL&F神奈川初の女性社員としていろいろと基準になることも多いと思うので、私がしっかり営業として実績を残していかないといけないなと思います。今、後輩の女性が1人いて、また4月から1人入社してくるので、こんな先輩になりたいなと思ってもらえるように一生懸命頑張りたいです。

トヨタL&F福岡にも、今年女性営業が2人入社してきました。この2人を育成することが今の私の使命だと思っています。また初の女性営業として、営業という枠にとらわれず採用活動などにも積極的に協力して、トヨタL&F福岡に少しでも貢献していければなと思っています。

私は子育てをしながらなので働ける時間に制限があり、お客さまや周りの社員の方に迷惑をかけることもあると思います。だからこそ、周りへの配慮を忘れないようにしていきたいです。また、女性だからといって自ら制限することなく何事にもチャレンジしていきたい。将来仕事と子育ての両方を頑張ってよかったなと心の底から思えるよう頑張りたいです。