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お客様の声先入れ先出し作業が大幅改善、少量多品目対応で新事業に挑む

業種 運輸・倉庫導入システム・製品 フォークリフト保管機器

導入効果

  • 先入れ先出し作業が効率化し、鮮度保持が容易に
  • 余剰スペース活用により、低温管理の荷捌き場を新設
  • 生鮮品以外にも少量多品目の管理が円滑化
トラックヤードと荷捌き場を隔てるシャッターが外気流入を遮断する。
商品の荷姿や鮮度を保つため荷捌き場は常に5~10℃に温度管理されている。
入荷品を-30℃の冷凍倉庫へジェネオRで運び入れる。
-30℃の環境で稼働するパートナーラック移動タイプ。ボタンひとつでラックを操作して通路を確保。
ジェネオRで入庫作業もスムーズに。
豊田自動織機高浜工場を数回にわたって視察するなど安全教育を特に重視。通行帯の設置も工場視察の成果。

立地の良さを活かして物流機能強化

国内有数の遠洋・近海漁業基地として知られる焼津は、首都圏と中京のほぼ中間に位置する物流の要衝(ようしょう)でもあります。焼津冷凍様は市内の二つの漁港とハイウェイに近接する利便性を活かして発展。-60℃の超低温冷凍庫など、総計15,000t以上の冷凍保管設備を誇ります。これまでは主に水産物など地元に直結した生鮮品の保管が中心でしたが、昨年6月からは既設冷蔵施設の一部を改装して、新たに物流事業を立ち上げました。その狙いを松村社長様は「立地の良さという強味を最大限に活かしながら、ピッキング能力を向上させ、生鮮品に限らず少量多品目の取り扱いに対応することにある」と語ります。

幅広い温度帯対応で新分野開拓めざす

「これまでもお客様には、利便性が高く評価されてきましたが、さらに必要とされ喜ばれる存在になろうと、保管主体から柔軟にピッキングのできる物流倉庫としての機能強化を図りました。その手始めとして-30℃の冷凍倉庫から改装に着手したわけです」と松村社長様。

約300坪の庫内は、それまでボックスパレットの平積みが主体で、奥の方から品物を取り出す際には一苦労でした。そこで改装にあたっては、ピッキングスペースとなる荷捌き場を設けるとともに、冷凍倉庫内へは移動ラックを導入。当初はパレット数を800未満と想定していましたが、トヨタL&Fからのレイアウト提案によって最大915パレットの収納が可能になりました。「3段マストのジェネオRの導入とも相まって、先入れ先出しが大変楽になり、作業性は格段に改善しました」と、物流事業を担当する曽根部長様は評価します。

-60℃の超低温からチルドまで、さまざまな温度帯に対応できる倉庫機能に加え、物流機能を着々と強化。少量多品目への対応能力を増しつつ新事業への期待が膨らむ今後について、松村社長様は「食品関連に限らず、異業種とのコラボレーションを積極的に展開していきたい」と、さらなるチャレンジを決意しています。

代表取締役 社長 松村 勲様

冷蔵庫部 部長 曽根 克春様

お客様のプロフィール

株式会社焼津冷凍様

3カ所にある冷凍倉庫のひとつ第一冷蔵庫が物流事業の拠点。

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