社長の理想形実現をめざして効率向上を継続的にサポート
導入効果
- 平積みの解消により、保管量が増え、荷繰り作業の効率も向上
- 特寸サイズのため、セット収納が可能となり、出庫作業もスムーズ
フォークリフトが縦横無尽に活躍
巨大な電動クレーンが恐竜の首のように動き、廃車のボディを解体していきます。昭和メタル様では毎月3000台近くもの廃車から基板や電線に至るまで大小の部品や資材を回収し、販売可能な状態に戻して再流通させる、業界でも有数規模のリサイクル事業を展開。創業当初は廃車からの鉄資源回収が専業でしたが、1999年にパーツセンターを設立して以後は、中古部品・資材の販売が主力になりました。「取り扱うのが廃車ですから、重量がある上に自力では動きません。何をやるにもフォークリフトが不可欠です」と栗原社長様。廃車のリサイクル率はおよそ95%にのぼり、取り外した部品を整備工程や保管場所へ運ぶのにもフォークリフトが活躍します。保管部品の総数は約5万点。形状やサイズも異なる多様な部品に対し、一点ごとに保管方法の試行錯誤を繰り返したといいます。
社長の創意工夫をトヨタL&Fが具体化する
「ネット販売も世界に向けて行っていますから、いかに無駄なく在庫して、素早く回転させられるかがポイントです。そのために全部品のデータを常時管理しつつ保管方法を工夫していますが、これが結構大変。私が考えた案を基にトヨタL&Fで検討を加えて作り直して、ようやく理想の形になってきたかなと思います」と栗原社長様。部品の大半は目視で確認しやすいように保管され、国内外から訪れるバイヤーにも「選びやすい」と好評です。 また、古タイヤの需要増に応えて2009年からはタイヤショップの展開も開始。しかし、車種ごとにサイズが異なるタイヤを出庫しやすいよう保管するのは、新たな挑戦でもありました。そこでトヨタL&Fが提案したのは、4本ずつのセット収納を可能にする特寸のラムダテナー。保管状況に応じたレイアウト変更や棚の追加も容易です。この導入によって従来の平積みを解消、保管量が増加して作業効率も向上しました。
現場からの声と永年の実績を高く評価
栗原社長様はトヨタL&Fを選んだ理由を、「フォークリフトの使い勝手が良い」「いつでもすぐに対応してくれる」など、現場から推す声の多さだと語ります。「それに、日頃から現場をよく見て知っているので、倉庫のことを私より心配してくれる(笑)。だからパートナーなんです」と栗原社長様。コスト削減と環境対策の観点からも注目を集めるリサイクル事業には、今後ますます加速がつきそうです。
代表取締役 栗原 裕之様
お客様のプロフィール
有限会社昭和メタル様
車輌解体の主要設備を擁する岩槻工場。
- 住所 : 〒343-0012 埼玉県越谷市増森244-3
- 電話 : (048)963-0503
- ホームページ : http://showa-metal.jp