「コンクリートブロックを電動フォークリフトで運搬。
CO2排出量の削減などを図るために導入しました」
導入効果
- CO2排出量を削減でき、環境負荷低減に貢献
- 排ガスや騒音が低減され、作業環境が改善
- 快適な走行性・操作性により、作業者の疲労を軽減
免税軽油制度の廃止や騒音の対策も含めて検討
群馬県高崎市に本社を構えるエスビック様は、コンクリートブロックの国内トップメーカーです。2011年3月11日に東日本大震災が発生した際には、一部の営業所や工場が被災しながらも、震災から3日後に事業を再開。政府からの要請を受け、全6工場の生産ラインをフル稼働させて被災地へコンクリートブロックを供給しました。こうした取り組みが評価され、経済産業省から震災の復旧や復興に貢献した中小企業として業界で唯一表彰されました。
エスビック様では、創業当時より取引のあるトヨタL&Fからの提案を受けて、高崎市内の2工場に電動フォークリフト、ジェネオB2.5ton車を導入しました。これまで主にディーゼル車を使用してきたエスビック様が新たにジェネオBを導入した理由について、栁澤社長様は次のように語ります。「当社は全社を挙げて環境負荷低減に取り組んでいます。省エネ法に基づきエネルギー管理指定工場に指定されているため、エネルギー使用効率を毎年1%以上改善していかなければなりません。また、場所によっては周辺環境への騒音や、この先、免税軽油制度が廃止されることも考慮して対策を打つ必要がありました」。
ジェネオBを試乗したオペレータから待望の声
コンクリートブロックの運搬にフォークリフトが欠かせないエスビック様では、当初電動フォークリフトではパワーが足りないのではと懸念されていました。そこで、トヨタL&Fが用意したジェネオBでプレオペレーションを実施。その結果、十分に対応できることが判り、さらに走行性や操作性に好感触を得たオペレータからの強い要望もあって、導入を決断しました。また、新製品を扱っている高崎工場では、排ガスやホコリを避けなければならないことも導入の決め手になりました。ジェネオBで作業をしている新野様は「発進が滑らかで、振動や騒音も少なく、快適に乗ることができます。フォークの水平制御機能のおかげでパレットへの差込みがスムーズにできるなど、思い通りに操作ができるのもうれしいですね。それと車体の後部がコンパクトなので旋回時にぶつけてしまう心配が減りましたし、クラッチの操作が不要になったことなどのお陰で、精神的にも肉体的もかなり疲労が軽減されました」と大変満足の様子です。
エスビック様では、専用の充電設備も設置しており、今後も電動フォークリフトの導入を前向きに考えています。
代表取締役社長 栁澤 佳雄様
お客様のプロフィール
エスビック株式会社様
- 住所 : 〒370-3104 群馬県高崎市箕郷町上芝105
- 電話 : 027-371-2321(代表)
- ホームページ : http://www.s-bic.co.jp/