衛生面・安全面の観点から評価されたシステム
導入効果
- 無人・自動化のシステムによりクリーンで安全な環境を保持
中身も容器も多様化
北海道コカ・コーラボトリング様は多年にわたり、道内で清涼飲料水を中心に生産を行なってきました。しかし、近年は「中身も容器も多様化した」と不動課長様。現在ではカテキンや大豆ペプチドなどを配合した機能系飲料、コーヒーやお茶など多彩になり、容器もビン、缶、ペットボトル、ボトル缶と多様化しました。
数年前、北海道コカ・コーラボトリング様はこうした製品および容器製造に対応できる大規模な新工場建設プランを打ち出しました。「衛生管理の行き届いた最新鋭の無菌工場にしたい」という構想を受け、この無菌ラインへの原材料・包装資材の保管・供給についてメーカー5社がそれぞれ独自のシステム案をプレゼンテーション。その結果トヨタL&F案が採用されました。
無人・自動化システムを評価
新工場は工程別にペットボトルの成形・製品液の調合・無菌・充填・包装とゾーニングされています。
導入システムはコーヒー豆、砂糖、原液などの原材料、そしてペットボトル成形のもととなるプリフォーム、キャップ、ラベルなどの副資材の保管・搬送・供給を安全・正確に、そしてすべて自動で行なうものです。
トヨタL&Fと他社との提案の違いは、原料と副資材の搬送方法にありました。他社提案がパレットコンベアによるシステムであったのに対し、トヨタL&Fは無人の各種搬送機器の組合せを提案。「衛生面、安全面と将来の拡張性を考え、自由度の高いシステムが望ましかった」と不動課長様。北海道コカ・コーラボトリング様は徹底した衛生管理、作業の安全性に力を傾注し、消費者の求める製品を送り出しています。
技術部 技術課 課長 不動 直樹様
「各所に自動供給できるのがうれしい」
お客様のプロフィール
北海道コカ・コーラボトリング株式会社様
広大な敷地を持つ工場内の本社屋。
- 住所 : 〒004-8588 北海道札幌市清田区清田一条一丁目2番1号
- 電話 : (011)888-2001
- ホームページ : http://www.hokkaido.ccbc.co.jp/