「食品流通」の新時代を切り開く
導入効果
- 入出荷・入出庫を完全管理
- ランダムに入る受注に迅速に対応
- 熟練者でなくても正確な仕分けが可能
生鮮品入出荷管理の徹底が課題
株式会社アークス様は北海道内に140店舗のスーパーマーケットを有し、売上高は2100億円を超過。業界の再編が進む中、消費者ニーズに応えた店舗展開や、経営統合などの積極策で増収増益をはたしています。横山社長様は「企業規模がだんだん大きくなり、生鮮品の入出荷管理を正確に効率よく行なうことが課題となりました」と語ります。
生鮮食品流通センターの立ち上げ
それまで外部委託していた流通業務を見直し、自社で入出荷管理を行う生鮮食品流通センターを開設し、今年3月から稼動。その建設やシステムの導入にあたっては、前田センター長様、西山マネジャー様が指揮をとられました。「入出庫管理システムだけでなく、保管・搬送機器を最適に組み合わせたトヨタL&Fの提案がよかったのでお願いしました」と前田センター長様。
入出庫管理システムは、店からの注文を受け付けると、コンピュータでの在庫確認後、ただちに出庫作業を指示。出庫から配送先仕分け、出荷にいたる作業も、的確に指示し、誤品もなく、スピーディーに行なうことができます。また、夕方の締切り時刻を過ぎた後の急な追加注文についても、導入システムで対応しています。
西山マネジャー様は「生鮮品は鮮度が命。システム導入によって安全で新鮮な食品を、新鮮なままお客様に正確に提供できるようになりました」と満足気でした。
最大、最適な市場ボリュームの形成
「消費者の厳しいニーズに応え、サービスの質を向上させるには、最大にして最適な市場のボリュームが必要だ」と横山社長様。約2兆円といわれる道内の食品流通市場。そこで確固たるシェアを築くには、「クリティカルマスを形成しなければなりません」とのこと。センターは、構想実現の重要な役割を担うことになるでしょう。「『食品流通の新時代を切り開く』つもりで事業を行なっています」と、業界の将来を見据えた意気込みが伝わってきました。
代表取締役社長 横山 清様
「センターを実現しなければ食品流通の明日はない。それぐらいの意識をもっていた」
生鮮食品流通センター センター長 前田 俊二様
「お客様が真に望んでおられるもの。それを追求することが大切です」
生鮮食品流通センター マネジャー 西山 晃博様
「入荷時、入荷後に計3回の選果作業を行ない、鮮度や品質に気を配っています」
お客様のプロフィール
株式会社アークス様
北海道のスーパーマーケット最大手、株式会社アークス様の生鮮食品流通センター。
- 住所 : 〒062-0931 札幌市豊平区平岸1条1丁目9番6号
- 電話 : (011)820-3773
- ホームページ : http://www.arcs-g.co.jp/